マツ枯れ、ナラ枯れの現状を素早く広域で把握しやすくするための、衛星と地上の２つの視点を活用した「Tree Guardian」を提案します。衛星のオープンデータであるSentinel-2を用いて、植生が健康的な状態であるかをＮＤＶＩ（正規化植生指標）により測定します。マツやナラの木のある位置を都のオープンデータから抽出して、指標の変化からマツやナラに異常が起こっている場所がないかを明らかにします。この結果を示したマップをもとに、市民や私有地などの管理者も個別のマツ・ナラの情報を登録し、衛星による分布と市民による地上からの投稿によって包括的にマツ枯れナラ枯れの分布やリスクを管理することができます。
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