屋外の熱中症リスクは、直達日射の影響が一番大きい。屋外の直達日射は周辺の建物形状により変化する。そこで我々は3D都市モデル(プラトー)を用いて、5mメッシュで都市の日影をシミュレーションし、気象情報(気温・日射量・風速・湿度)と合わせて評価することで、リアルタイムかつ高空間解像度(5mメッシュ)で屋外の熱中症リスクを評価できるマップを作成した。このマップと、消防署位置と道路網データから作成した救急車の到達時間マップを組み合わせることで、熱中症リスクの特に高い場所を特定することができる。またクーリングシェルターの徒歩到達時間と組み合わせれば、クーリングシェルターの立地計画に活用することができる。
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